自己肯定感が低いまま、流れに任せてしまうとどうなるか?私の具体例をご紹介しましょう。

 
私の大学時代は、バブル全盛の折でした。今とは逆に会社が優秀な人材を確保しようと、学生を接待し、なんとかうちにきてもらおうということが茶飯事でした。私もずいぶんいろんな会社からご馳走してもらい、交通費などもいただいたことがあります。
 
つまり黙っていても、ちょっと努力すればいい会社にはいることができたのです。にもかかわらずなぜブラックに入ってしまったのか?それは一重に自己肯定感が低かったからにほかなりません。
 
「私はどうせ人様の役に立つはずがない」というゆがんだ認知のせいで、自分から望んだ職種にアプローチをかけることが怖かったのです。そのくせ「自己承認欲求」だけは人一倍強かったので、先方からアプローチをかけられると「こんな私でも必要とされている」と思い込んで、「私でお役に立てるなら」と相手の欲求に自分を合わせることをしていたんですね。
 
今考えると、接待また接待でアプローチしてきた企業というのは、実を言うと人材を使い捨てにする会社ばかりでした。「かわりはいくらでもいるんだからとりあえず人数だけは確保しておけ」ということで、別に「私を」必要として声をかけてきたわけではなかったのです。
 
ですが、その辺のメカニズムを知らないまま、相手の言うがままに自分の将来を預ける決断をしてしまったのです。無知というのは本当に恐ろしいものですが、過去は変えられません。
 
まあ、でもおかげで今では、こうしてネタとして見てもらえる事例にはなったんで、肯定的な意味はあったと思っています。